○○○●【SAAJKメルマガ】-Vol.030(2017/05)- ●●●○

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┏┏  SAAJ近畿支部 メールマガジン 第30号

┌ 発行日:2017年05月10日 発行者:SAAJ近畿支部 ITサービスG
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いつもご愛読ありがとうございます。 このメルマガは、近畿支部
メーリングリストへ登録して頂いている方へお送りしています。
 
 
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 ・巻頭言………………… 半睡
 ・トピック……………… SAAJ近畿支部サイト更新情報/他
 ・特集…………………… 本部会報掲載情報
 ・お知らせ……………… 年会費納入のお願い
 ・編集後記……………… 風
 
 
■ 巻 頭 言   ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
「半睡」:神尾博
 
半ばは目覚めており、半ばは眠っている状態である「半醒半睡(は
んせいはんすい)」は、寝ぼけ、夢うつつ、朦朧といったところを
想起させ、人間に当てはめるとネガティブなイメージが勝っている。
ところがITの世界に目を移すと、むしろ有意義なケースが数多い。
 
たとえば、マイクロプロセッサの制御命令のひとつである「 HALT」
は MPUの処理を停止後、次のハードウェア割り込みまで待機し、電
力消費や発熱を抑える。さらには「ノップ」と呼ばれる「NOP(No
Operation)」は、外部機器等との同期のための時間稼ぎや、プロ
グラム変更時のJUMP先アドレスのコーディング更新回避用のダミー
行等に用いられる。表向きは動きがなくても、電子回路全体の機能
や開発工数増の抑止には役に立ち、無用な存在ではない。
 
また諸氏もご存じの、ノートPCやタブレットでの Sleepモードは、
再開時の起動のスピードアップや、電力節約のためにも必須の要件
だ。この省電力への要求は、 IoTではさらに拍車がかかる。たとえ
ば施設や道路、工場設備等の劣化の監視を行う WSN(Wireless Sensor
Network)におけるセンサノードは、外部からの電力供給が困難な
場所へ設置される場合も多く、そのためにEnergy Harvest(環境発
電)や、通信メッセージサイズの短縮等の工夫がなされている。
 
このWSNで利用される無線プロトコルのBluetooth、ZigBee、Wi-SUN
等には、当然ながら Sleep機能が実装されている。むしろ間欠通信
では、 Sleep状態の方が圧倒的に長い場合が多い。さらに最近では、
SIGFOX、LoRaWAN等のLPWA(Low Power Wide Area)と呼ばれる、帯
域幅は狭いながらも10kmを超える通信距離をカバーする低価格サー
ビスも開始されている。
 
低消費電力や低価格へのニーズから、 IoTデバイスは電子回路やOS
がシンプルになる傾向があり、必然的にセキュリティ機能の搭載や、
迅速なソフトウェア更新等の障壁になる。先に述べたセンサノード
等の、容易に交換ができないロケーションというのも頭が痛い。す
でに生命線である電池を消耗させ、機能停止に陥らせる「 Denial
of Sleep攻撃」といった懸念も指摘されている。「Black FAX」と
いう、インクを浪費させる古典的攻撃とよく似た発想だ。
 
さて、 IoT分野の市場規模は急激な増加の一途であり、米国の調査
会社である IDC(International Data Corporation)によると2020
年には世界全体で数百兆円と予測されている。利用者がぐっすり眠
れるような安全・快適な社会へ向けての普及拡大に期待したい。一
方で、主導権争いに SoC(System on a Chip)メーカの開発競争は
熾烈を極めており、こちらでは熟睡はおろか半睡すらしている間も
なさそうだ。
 
 
 
■ ト ピ ッ ク ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
○定例研究会・勉強会情報:荒町弘
 
・今後の予定は次の通りとなっています。
 
  5月19日(金)第 166回 定例研究会(ご案内済)
 
  6月17日(土)第 57回 システム監査勉強会(準備中)
 
 詳しくは本部サイトへ!
 → http://www.saaj.or.jp/index.html
 
・定例研究会は、会員を中心とした講師によりシステム監査に関係
 するテーマについて講演頂く形式を取っています。
 原則、奇数月の第 3金曜日の18時半から開催しています。
 (12月は、第 2または第 3土曜日にて開催)
 
・システム監査勉強会は、日本システム監査人協会本部の月例研究
 会の内容を録画したDVD を視聴する形式を取っています。
 原則、12月を除く偶数月の第 3土曜日の午後に開催しています。
 
 
○近畿支部サイト更新情報:金子力造
 
【定例研究会報告】
 
 隔月開催の支部定例研究会の報告について、掲載しております!
 
 2017/1月開催分の報告を掲載しました。
 
 ・ 1月支部定例研究会報告 是松徹氏
 → http://www.saajk.org/?p=4117
 
 2017/3月開催分の報告を掲載しました。
 
 ・ 3月支部定例研究会報告 荒町弘氏
 → http://www.saajk.org/?p=4119
 
 
【研究論文/他】
 
 発表者に許諾をいただいた近畿支部会員の研究論文、研究成果、
 活動報告などを収録しています。新規掲載分は下記です。
 
 ・「事業継続計画( BCP)の概要とIT-BCPについて」
    野原英則氏
 → http://www.saajk.org/?p=1930
 
 
 
 ■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
○SAAJ近畿支部会員の中田和男氏のコラム『“コメ補助金見直し”
 報道に接して』が本部会報に掲載
 
 氏の視点から考察を加え、その本質をあぶり出す試みが述べられ
 ています。物事を多面的に捉える事の大切さ、疑問をそのままに
 しない姿勢がそこに滲み出ています。(近藤博則)
 
 詳しくはこちらへ!(2017年 3月号の会報 PDFが開きます)
 → http://www.saaj.or.jp/members/kaiho/201703_SAAJKaihoNo192.pdf
 
 
○SAAJ近畿支部会員の神尾博氏のエッセイ『葉隠』が本部会報に掲
 載
 
 葉隠とは武士道の指南書で、最大の忠節は主君への諫言と宣わく。
 氏は、不正会計防止にはAIを利用した監査を義務化し、役員がAI
 の意見に従わない場合のユニークな方策を主張する。さてその内
 容は……本編へ続く。(吉田博一)
 
 詳しくはこちらへ!(2017年 4月号の会報 PDFが開きます)
 → http://www.saaj.or.jp/members/kaiho/201704_SAAJKaihoNo193.pdf
 
 
 
■ お 知 ら せ ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
○【重要】SAAJ年会費納入のお願い:福本洋一
 
 すでに本年度(2017年 1月~12月)の請求書が手元に届いていると
 思いますが、早めに納入をお願いします。 6月末までの合計振込
 金額により、各支部への配分が決定されますのでご協力ください。
 
 
 
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
桜前線が列島を駆け抜け、いつの間にか新緑の中を吹く風が心地良
い季節となりました。このゴールデンウィークは天候にも恵まれ、
まさに風薫る 5月といった趣です。
 
一方で、このところきな臭い北風が吹いてきています。その影響の
下、報道機関による某国の弾道ミサイル発射報道を受けて、首都圏
の一部交通機関が事前に策定した内規に基づき、一時的に運転を見
合わせました。ただ、混乱もあったためか、今後は Jアラート(全
国瞬時警報システム)による警報に基づいた運行停止を考えるよう
です。
 
危機管理では「悲観的に考え、楽観的に行動する」と言われます。
今回の件はこの観点からでも過剰反応と評価されるのでしょうか。
遠い国の出来事ではなく我が身にもふりかかる問題との危機意識醸
成の風を一般国民に吹き込んだ点では一石を投じたように思います。
 
自然の風は、気圧の傾度を基本に、コリオリ力、遠心力、摩擦力に
よって風向、風速等が決まりますが、最近世界に吹いている風は予
測が不能であり、心が落ち着きません。そこかしこでバランスがく
ずれ、突風や強風が吹きだすといった感があります。せっかくのこ
の時節、やはり「春風駘蕩」の境地で、ゆったり、のんびりと過ご
したいと願うのは一人私だけでしょうか。(TK)
 
 
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の「SAAJ近畿支部メルマガ」も宜しくお願いします!
 
 
【SAAJ近畿支部メルマガ】
発 行 日:年 6回(奇数月)+臨時増刊
発行開始日:2012年09月19日
 
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 http://www.saajk.org/?page_id=115
 
 
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【発行元】
 
 特定非営利活動法人 日本システム監査人協会近畿支部 ITサービスG
 
  Mail: contact@saajk.org
  HP: http://www.saajk.org/
 
  発行責任者:是松徹、編集責任者:下田あずさ
 
 
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