近畿支部創設25周年記念研究大会報告

<報告者 是松 徹(№.645)>

・日時 2013年7月6日(土) 13時~17時
・場所 大阪大学中之島センター 3階 講義室304
・統一テーマ 「システム監査の新領域への対応」
・参加者数 94名(発表者を含む)
・概要  本研究大会は、支部創設25周年を記念して統一テーマを掲げ 支部研究プロジェクト活動成果の報告(4編)、会員から応募のあった研究論文の発表(2編)、およびパネルディスカッションを行った。大会運営は、発表者による説明、コメンテータによる意見表明(研究論文)、およびパネルディスカッションを介した会場からの質問への回答と今後の方向性の議論という形態で実施した。成果報告と研究発表の計6編は、近畿支部の会員3名の方に記録を分担いただいた。
・報告書 近畿支部創設25周年記念研究大会報告

<<開会挨拶:林支部長>>
hayashi日本システム監査人協会近畿支部は、1988年(昭和63年)3月4日に「関西支部」として発足しました。従いまして、本年で発足から25年が経過したこととなります。
四半世紀の長きに渡り、支部活動が活発に継続しておりますことは、歴代の支部長、支部役員、支部サポーターの皆様を含めました支部会員の皆様の多大なるご尽力、ご協力の賜物と考えます。改めて厚く御礼を申し上げる次第です。本当にありがとうございました。また、これからも引き続きよろしくお願い致します。
さて、今回、支部創設25周年と言う節目の時を記念して、支部会員の皆様の研究成果の発表を中心とした研究大会を開催することと致しました。情報システム産業は、技術革新によるビジネスモデルの変化や多様化が他の産業に比して早いと考えますが、ここ数年、更にその変化のスピードが速まっていると思われます。例えば、クラウド・コンピューティング/クラウドサービスの進展に伴う変化、事業継続の観点から見た「情報システム」の位置付け等、ますます多様化しており、その結果、システム監査も多様化しています。こうした状況を踏まえ、統一テーマを「システム監査の新領域への対応」と致しました。このテーマに沿って、近畿支部の研究プロジェクトの活動報告や会員の皆様の研究発表と、パネルディスカッションを行います。限られた時間の中で十分な議論ができないことも想定されますが、本研究大会の議論をきっかけに、今後のシステム監査の在り方や、目指すべき方向を皆様と考えて行きたいと存じます。

以上

特定非営利活動法人 日本システム監査人協会
近畿支部長 林 裕正